小さな会社の社員が成長する仕組みを作る社労士小林のブログ


立て板に水のプレゼンテーション能力は必要か


今の時代、社外では当然のこと、自分の職場においても、立て板に水のプレゼンテーション能力が求められています。

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まるでアナウンサーか落語家か、はっきりした言葉で一度もつかえず、よどみないプレゼンは、見事としか言いようがない。

中身がいい加減でも、よどみのないしゃべりはもっともらしく聞こえてしまうから不思議です。

口べたな私など、生きる価値さえ脅かされそうです。私と同じように口べたな社長や社員にとっても辛い時代です。

でも、安心してください。

最近、日経新聞夕刊で糸井重里さんのインタビュー記事が連載されています。

一昨日の記事では、コピーのコンペで、「おまえアメリカ人か」という感じで立て板に水のプレゼンテーションをしているよそのチームを見た糸井さんは、笑いたくなってしまい、おれ駄目だわ、と思ったことが書かれていました・・・そういえば、社内の公用語まで英語にする会社が現れ始めましたね。

その彼は、インターネットと出会い、「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げ、今や毎年必ず大ヒットする「ほぼ日手帳」をつくります。

手帳をつくったとき、銀座の老舗文具店に置いてもらおうとしたところ、「実績のないメーカーお断り」されてしまい泣いたとか。

銀座の老舗文具店とは伊東屋に間違いないと思いますが、どうして「ほぼ日手帳」が伊東屋に置いてないのか、理由がはじめて理解できました。

伊東屋に断られて、別の生活雑貨チェーンが「ぜひ」と言ってくれて、今やそのチェーン店で売れ筋トップらしい・・・生活雑貨チェーンとはロフトに間違い有りませんね。

さて、東京糸井重里事務所は急成長を遂げ、今や社員40人、売上高は20億円を超しました。

この会社がまた面白い。役職も部署もなく席替えはくじ引き。プレゼンテーションが上手である必要もない。発案者が回りを巻き込んで商品化まで責任を持つとか。

糸井さんとしては、地域共同体、江戸の長屋が理想で、会議での他人の提案への悪口は禁止、ユーモアのある発言ならOK。皆で意見を出し合い、楽しさや豊かさという価値を増やしていくのが「ほぼ日」のやり方らしい。

会社が「管理」を中心に動くようになったら寿命。ものを生む力や熱がなくなった証拠だから、とも話しています。

ここで、思い出すのが「A-Zスーパーセンター」「メガネ21」「未来工業」の3社です。

3社とも社員の管理をしていません。たとえば、売上目標を立てない、社​員教育をしない、管理職がいない、人事部がない、上司による命令​禁止、ホウレンソウ禁止、購買部がない、年功序列・・・共​通しているのはお客様と社員を大切にするということ。

この3社と東京糸井重里事務所も加えると、これからの中小企業のビジネスモデルが見えてきそうですね。

大企業にはできないことでしょうから。


こちらも合わせてお読みください

2014年01月06日 人事と法の対話
2013年01月29日 見える化日報

小林明


東京多摩地区で20人未満の小さな会社の社員定着と成長を支援しています。
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定着しても、成長しない。
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