小さな会社の社員が成長する仕組みを作る社労士小林のブログ


就業規則によくある「正当な理由」って一体どんな理由?


こんばんは、東京多摩地区で小さな会社の採用・定着をデザインする社労士の小林です。

社長さんの会社の就業規則には、こんな条文はありませんか?

「社員は、正当な理由なく異動を拒むことはできない」

「社員は、正当な理由なく時間外労働を拒否できない」

正当な理由なく欠勤したときは、譴責、減給又は出勤停止処分とする」

「社員は、正当な理由なく健康診断を拒否できない」

ここで問題です。

「正当な理由」って一体どんな理由でしょうか?

はっきり答えられる社長さんっていますか?

あまり、いないのではないでしょうか。

社員からしてみれば、

「今の職場・職務が自分に合っているから」というのが異動拒否の正当な理由かもしれません。

「新型iPhoneの発売日だから」というのが時間外労働拒否の正当な理由かもしれません。

私は、今まで様々な就業規則に関する書籍や就業規則そのものを沢山みてきましたが、ほとんど「正当な理由」に関する説明がありません。

それが、この本にはありました!!

ずいぶん古い本なので、時代にそぐわない条文も沢山ありますが、12ページの条文例に、

(正当)
第〇〇条 正当の理由という場合の正当とは、組織の一員として・・・(中略)・・・。
理由づけは客観的な材料を必要とし、主観的ないわゆる”感じ”は一切認めない。

との記述がありました。

これでも、一体どんな理由が「正当な理由」に該当するのか具体的にはわかりません。

そこで、

就業規則にしばしば登場する「正当な理由」とは具体的にどんな理由を指すのか、労使で話し会い、煮詰めていき、条文に落とし込むのが、余計なトラブルを防止し、ひいては社員の定着にもつながっていくのです。

「異動」を拒否できる正当な理由とは?

「時間外労働」を拒否できる正当な理由とは?

「欠勤」できる正当な理由とは?

「健康診断」を拒否できる正当な理由とは?

それぞれ、違う「正当な理由」がでてくるかもしれません。

もし、正当な理由が見つからなかったら・・・

条文から削除してしまえばいいのです。

たとえば、

「社員は正当な理由なく健康診断を拒否できない」

労使話し会いで、健康診断を拒否できる正当な理由がひとつも挙がらなかったら、

「社員は、健康診断を拒否できない」

としてしまえばいいのです。

 

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小林明


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