小さな会社の社員が成長する仕組みを作る社労士小林のブログ


マンガでわかるブラック企業


こんにちは、東京多摩地区で小さな会社の採用・定着のお手伝いをしている社労士の小林です。

「マンガでわかるブラック企業」という本を読みました。

「マンガでわかる」というタイトルですが、各章の始めにヒトコマないし4コマのマンガが挿入されているだけです。

まず、共感できたところから。

スパルタ研修の節は個人的にはとても共感できました。

怒号飛び交う研修、徹夜で電話練習、食事抜きなど行き過ぎた研修は、私は若くても絶対に無理でしょう。

地獄の訓練を売り物にしている研修会社もありますけど・・・

ただし、そういう研修が好きな人を雇い入れるのなら話は別です。

地獄の研修を受けて成長したい、自分の殻を破りたい、と思って研修に積極的な新入社員もいるはずです。

そんな社員だけ採用できれば、ブラック企業扱いされることはありません。

面接の際も、研修内容を十分説明し、応募者の同意だけでなく共感も得ておくべきです。

次に、共感できないところ。

固定残業代の宣伝をする社労士をブラック企業と決めつけ、固定残業代を採用している企業はブラック企業と決めつけています。

名ばかり管理職問題や、営業員に事業場外みなし労働時間制を適用するハードルの高さ、企業はやむを得ず固定残業代を導入しているのです。

今後、固定残業代を悪と決めつける風潮が高まるかもしれません。

固定残業代の導入を見送るか、既に導入している企業は廃止した方がよさそうです。

ネットで「うちの会社は固定残業代を導入している。ブラックだ」などという悪評判が立ってしまうかもしれません。

生産性を上げ、時間外労働をしなくて済む仕組み作りが求められます・・・運送業ではとても難しいと思いますが。

会社な敵対的な組合から会社を守るためにできたた2組合を御用組合と決めつけている点も、どうかと思います。

戦闘的な第1組合のおかげで、会社と労働者が共倒れしてしまう、という危機感から第2組合が設立されることがあります。

私が、かつて勤務していた工作機械メーカーがそうでした。

たしかに、第2組合には御用組合的な側面もありますが、あまでも労働組合です。

労使対等の立場で交渉できる労働組合の存在は大切ですが、敵対ばかりせず、協調路線でいくべきです。

最後の方で、

“労働者は、今ある仕事にしがみつこうという不安心理を強めています。これには付加価値の高い、新しい産業の創出で対応すべきことで、本来は政府の産業政策の責任なのりですが、これを問う声はあまり強まりません”

新しい産業への労働者の移動を促進すべく、助成金を創出すれば、「解雇促進法案だ」と騒ぐ労働組合もあります。

“日本型経営の極端な高拘束にも歯止めをかける措置が必要”

とも言っています。

極端な高拘束に歯止めをかけたいなら、解雇や賃金引き下げも柔軟にできるようにしなければなりません。

一方的すぎる主張もどうかと思います。

最後まで読んで、ハタと気がつきました。

この本に書かれていることの逆をやれば、ネットで好評判のホワイト企業になれるってことです。

労働組合のお墨付きがもらえそうです。

具体策については、後日書きたいと思います。

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小林明


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